SSブログ

海を守る日本へ変革を 〜海は日本の生命線です〜 [国連は守ってくれない]

「海を守る日本へ変革を」初の首相メッセージ

小泉首相は17日の「海の日」にあたり、初めて首相メッセージを発表した。

「古来より海に守られて発展してきた日本は、これからは海を守る日本へ変
革を遂げなければならない」などとし、海洋国家として積極的に海洋政策に
取り組む姿勢を強調した。

首相は、日本が竹島周辺海域の海洋調査や東シナ海のガス田開発など、海洋
権益をめぐる問題に直面していることから、昨年までの「祝辞」に代え、国
民向けに「メッセージ」を出すことにした。

首相は、韓国や中国との排他的経済水域(EEZ)に関する紛争を念頭に
「海洋権益を巡る緊張関係」を始め、海洋汚染や海賊、海上テロの脅威を例
に挙げ、「海を取り巻く環境は一段と厳しさを増している」との認識を表明。
「我が国は海洋国家として、国際協力に積極的に取り組み、平和な海を次世
代へと引き継ぐ努力をする必要がある」とし、国民の理解を求めた。

(2006年7月17日9時53分  読売新聞)

**********************************

小泉さんが首相に就任してから5年(でしたっけ?)、これまで色々な名言
や迷言がありますが、今回の「古来より海に守られて発展してきた日本は、
これからは海を守る日本へ変革を遂げなければならない」は、今までになく
とても素晴らしい言葉だと思いますね。
小泉首相本人の言葉かどうかは知りませんが(´д`)

日本は四方を海に囲まれた島国です。(これからは海洋国家と言いましょうか)
これまで幾度となく隣国の侵略を受けてきましたが(歴史の授業ではなかな
か教えてくれませんけどね。近代史のみを取り上げ「日本が悪い」ばっかり
で)、そのたびに国家が一丸となり、また、神風に助けられながら、何とか
独立を保ち、それどころか徳川幕府時代は約260年という他国には絶対に真
似のできないような長期間、戦争のない平和な時代を過ごす事ができました。
それも海に囲まれていたおかげでしょう。
その間も、隣国では侵略をしたりされたり、欧米では帝国主義・植民地支配
が続いてましたからねぇ……
日本も開国後は戦乱の世へと進んでいく事になるのですが……
鎖国してた方が平和ぢゃんっ!

日本にとって、海はとても大切なものです。
「我が国は海洋国家として、国際協力に積極的に取り組み、平和な海を次世
代へと引き継ぐ努力をする必要がある」
エネルギー、食料、鉄鉱、etc……何もかもを輸入に頼っている我が国は、
海を守らなければ立ち行かなくなるでしょう。
自国の生命線である海をしっかりと守り、安全を保てるよう、次期政権にも、
与党だけでなく全ての野党にも、考えていただきたいと思います。

覇権主義・侵略を是とする国家にこの海を渡せば、アジア・オセアニアだけ
でなく、全世界が戦火に巻き込まれる恐れが出てくるのではないでしょうか。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

コメント 2

うまっち

おじゃまします!
今回の首相のメッセージ、私も良いと思いました。
しかし、韓国、中国、あとロシアとの間には領土問題が存在し、難しい状況が
続くと思います。なんとか、良い解決を望みたいですね。
by うまっち (2006-07-17 23:28) 

nina

うまっちさん、コメントありがとうございます。
領土問題は……難しいでしょうね。
一度実効支配されたものを取り返すのは、よほど国力に差がない限り、話し合いでは無理でしょう。
国際法廷でカタがつけばいいのでしょうが、それも期待できませんしね……。
残念ですが、今のままでは返ってくることはないんじゃないかな、と思います。
だからといって軍事力を使えと言ってるワケではありませんよ。(´д`)
by nina (2006-07-18 00:15) 

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。