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スーダン大量虐殺を中共が助長 〜国連は守っちゃくれない・その3〜 [国連は守ってくれない]

スーダン・ダルフールの大量虐殺、中共が助長=NYT紙

常任理事国の拒否権が戦争を助長しているのでは?

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ニューヨークタイムズ紙は8月4日に社説を発表、国連は、中国共産党(中共)政権
の人命軽視につながる態度に影響されず、スーダンのダルフール州でのジェノサイ
ドを即刻停止させるべきと述べ、緊急に国連部隊を派遣しないと、数万人ともいわ
れる被害者は見殺しにされると指摘した。

社説は、国連が決定を下せない直接の原因は、スーダンのアルバシール大統領が国
連部隊の介入を拒否しているからだと指摘。同大統領がこうしていられるのは、国
連安保理の常任理事国である中共政権が、否決権をかざしてアルバシール大統領を
守る姿勢を続けているからだと非難した。

中共政権がアルバシール大統領を支持する理由の一つは石油問題であると分析。
アフリカは中共政権にとって不安定な中東地区に替わる石油提供源であり、今中国
の石油輸入の約7%はスーダンに頼っているという。

もう一つの理由は、国連が他国の主権に入り込むということことに、中共政権が過
敏であるからだと指摘。中共政権は、国連部隊のダルフール派遣に同意してしまう
と自国に不利になると考えていると見ている。例えば、中国はチベット問題につい
て外部の介入を警戒し続けている。そのような情勢の中で国連部隊のダルフール派
遣に同意してしまうと、チベット問題の解決にも外部の介入を招くことを懸念して
いるという。

さらに、同社説は「中国国内の人権状況は多いに改善すべき点がある。中共政権は
自分に振りかかる人権批判について厚顔であり、自国と似たような状態にある国々
との関係が深い。それでも、ジェノサイドは異なる次元の問題であるとわかってい
るはずである。中共によるアルバシール大統領への支持は恥曝し」「中共政権は、
ダルフールでのジェノサイド(大量虐殺)を止めさせるための最大な障害と認識さ
れることを必死に避けようとしているが、これは紛れもない事実である」と非難し、
中共政権は国連採決で、ロシアなどの国にも影響を与えていると分析した。

同社説は、最後に米国政府はアルバシール大統領に一層圧力をかけるべきと提案、
「ブッシュ大統領は、ダルフールでのジェノサイドが過激化する前に、特使をスー
ダンに派遣すべき。そこではすでに20万人以上の人々が亡くなった」と述べている。

(記者・馮静)

【2006年8月7日(日) 大紀元日本 】

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石油利権のために、戦争を止めさせない、煽る、手を貸す、直接戦争を仕掛ける・・・

今回は「戦争を止めさせない」パターンでしょうか。

武器の輸入ルートも調べた方が良いでしょうね。

ドコの国が大量虐殺に手を貸しているのか・・・。

国連安保理もビックリの常任理事国かも。

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日本が「話し合いで平和を・・・」などと言ってる裏で、もう世界ではエネルギー
資源の獲り合いが激しくなってきてるようですね。

アメリカも中国もヨーロッパも、資源獲得のためなら他国の人間なんざ知った事で
はないと、戦争ビジネスも手伝ってやりたい放題。

日本は・・・技術大国なんですから、石油に代わるエネルギーの実用化を急いで欲
しいと思うのですが・・・産油国(米・露・中・中東・南米などなど)が代替エネ
ルギーの実用化を色んな手口を使って邪魔するかな?

イチャモンつけて軍事力を使うかも。

石油に代わるエネルギーなんて実用化されちゃ、商売あがったりですもんね。

それでもできるだけ早く石油から手を引かないと、エネルギー争奪戦……はヒドく
なる一方ですが………軍事力を行使しての争奪戦に巻き込まれるかも。
(もう巻き込まれてるかな???)

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ところで。

この「大紀元」という新聞。

中共からは目の敵にされてるようですが、中国内部事情についてはスクープが多い
(スクープするから目の敵にされるんでしょうけど……)のでタマにチェックして
おります。

飛ばし記事に思えるような事も多いので話半分くらいで読んでるのですが、大紀元
のスクープ後、数日〜数週間でBBCなどの大マスコミが報道する事もあり、なか
なかどうして、侮れないモノを持っているようです。

世界を相手に報道してるので、中立な立場でお願いしたいところですが・・・。


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鹿の子

私が子供の頃から「石油が出るのは後30年」とか言われてましたが、
その後20年たっても「後30年」が変わってない気がします。
実際には、後どのくらい残ってるんでしょうね。
ninaさんのニュース、不勉強な私には知らないことだらけでとってもためになります。(いい年齢なのにスミマセン…)
by 鹿の子 (2006-08-08 19:10) 

sora

7月12日にコメントいただきました。ありがとうございました。
おかげさまで翌日無事に出産できました(^^)
昨日やっと実家から戻ってきて悪戦苦闘しております。
by sora (2006-08-08 19:40) 

nina

鹿の子さん、コメントありがとうございます。
新たな油田が見つかったりしてるので少しは伸びてるのでしょうけど・・・私にはよく分かりません・・・。
ただ、世界中が先進国並みに石油を使うようになると、あっという間になくなるでしょうね。
13億という人口を抱える中国がなりふり構わず資源確保に躍起になっているのも分かる気がします。
まぁ燃やせば燃やすだけ環境破壊が進むわけですが・・・そんな事を考えながらも車に乗って排気ガスを撒き散らす私・・・。
矛盾してるのは重々承知しております・・・。(´д`)

soraさん、コメントありがとうございます。
無事出産されましたか。
おめでとうございます。^ ^
私は以前は子供が好きでなかったのですが、甥っ子ができて自分の腕で抱いてからは、子供が可愛くてたまらんようになりました。
人って変わるモンですね〜。
by nina (2006-08-08 23:43) 

ナカサン

「大紀元」は中国の恥部をいち早く知るには便利ですよね(笑)
鳥インフルエンザや農薬問題などに関しても熱心です。
話半分としても、
能天気な日本のマスゴミが報じない事実もありますから要注目です。
by ナカサン (2006-08-09 08:44) 

nina

ナカサンさん、コメントありがとうございまず。
実は「たかじんのそこまで言って委員会」というテレビ番組で中国人の方々と討論するような企画がありまして、その中に大紀元の人がいてそこで初めて知りました。
色々と複雑な事情があるようですが、中国の内情を知るには便利ですよね。
by nina (2006-08-09 10:01) 

カルズ

はじめましてm(_ _)m

私の記事へのnice!を頂いたのにもかかわらず、なかなかコメントできず時間が経ってしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m

本題ですが、やはり日本は資源の乏しい国ですから資源関連の事柄にはもっと積極的になっても良いのではないかと思うのですが、どうも消極的というか危機感が無いというか…。もちろん中共のように戦争までして資源をどうにかしろとまでは言いませんが。
by カルズ (2006-08-10 12:02) 

nina

カルズさん、コメントありがとうございます。
私も資源関連にはもっと積極的というか、必死にならなければいけないと思います。
が、ひたすら他国からのイチャモンを恐れているような・・・。
自国の領海内のガス田探査も遠慮してるような状態ですからね・・・。
by nina (2006-08-10 13:46) 

そうてん

こんばんわ。
すでに世界中でエネルギー争奪戦が始まっているとはいえ、中国は本当に
なりふりかまわぬ行動を起こしていますね。
日本は第一次石油危機のときからずっとエネルギー問題に弱いですね。
かつて田中角栄という人は国際石油資本(メジャー)からの輸入を少しでも減らすために、日本への石油輸出を多国化しようと中国の大慶油田の開発などを積極的に進めました。結局ロッキードで角栄が捕まってパーになりましたが。
しかし・・・ロシアの石油は使いすぎるとロシアのいいなりになるしかなくなるし、
アフリカの産油国は内戦ばっかしの国か人権抑圧の独裁国家だし・・・
南米のベネズエラは軍備を増強して、隣国に『領土よこせ』って言っていますし。
産油国ってロクな国ありませんね。
戦争しないで石油を買えるような国がないような気がしますね。
by そうてん (2006-08-12 19:58) 

nina

そうてんさん、コメントありがとうございます。
いろいろありますが、石油を売ってもらわないとどうしようもありませんし、ツラいとこですよね。
日本が世界で一番最初に脱・石油をできる国になればいいなぁ、なんて思います。
by nina (2006-08-13 01:22) 

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