阪神大震災の時、瓦礫の下から迫撃砲などの武器が発見された？

陸自いつ出動　武器使用は 朝鮮半島有事などの際には、北朝鮮の特殊部隊が日本で破壊活動を行う事態が想定される。陽動作戦のため、全国各地で複数のテロが発生する恐れもある。 日本政府の極秘資料は、約１０万人に上る北朝鮮の特殊部隊のうち約２５００人が人民武力省偵察局所属の日本専門の工作員と推定。うち５００人前後が日本に向かうと分析している。 陸上自衛隊は、〈１〉特殊工作員の上陸・入国阻止〈２〉重要施設の警備〈３〉潜入工作員の撃破——の３段階のテロ対処活動を想定している。 日本に向かう北朝鮮の工作員は通常、偽装漁船や小型潜水艇を利用する。航空・海上自衛隊の航空機と艦船が日本海で厳戒態勢を取る。陸自は日本海沿岸で、警戒網をすり抜けた工作員の上陸を阻止する。過去に工作員が上陸した形跡のある個所は４０〜６０か所程度。最終的に上陸する工作員は数十人との見方もある。 日本に長年潜入中の休眠工作員（スリーパー）もいる。政府関係者によると、阪神大震災の時、ある被災地の瓦礫（がれき）から、工作員のものと見られる迫撃砲などの武器が発見されたという。 陸自は、警備対象施設として首相官邸や国会、原子力発電所、石油コンビナートなど計１３５か所を選定し、重要度に応じて３段階に区分している。 工作員の撃破には、警察と連携し、大がかりな包囲網を敷く。徐々に包囲網を狭め、最後は約３００人の対テロ専門部隊「特殊作戦群」（千葉・習志野）などの精鋭部隊を投入する。 包囲網の構築には大量の隊員が必要となる。１９９６年９月、韓国で起きた北朝鮮武装兵上陸事件では、特殊工作員２６人の掃討に韓国兵最大約６万人が約１か月半も動員されたほどだ。 一連の作戦では、どの段階で陸自にどんな出動を命令するかが、武器使用の問題を含め、課題となる。 北朝鮮が「宣戦布告」せず、工作員が国籍不明の段階では、武力行使が可能な防衛出動の命令は難しい。 治安出動は、警察力で治安が維持できない場合に限られる。武器使用も、相手の武装や抵抗の度合いに応じる「警察比例の原則」に縛られる。警護出動は、対象が自衛隊と在日米軍の基地に限定される。 防衛省幹部は語る。 「重要施設を警備していた警察から突然、『もう我々では対応できない。後は任せた』と言われても、陸自は対応できない。平時から緊密に連携する態勢を築くことが急務だ」 【平成１９年１月１９日　読売新聞】 ※ちょっと長いですが全文掲載しました。

これは読売新聞の【核の脅威】と題された特集記事なのですが、これを読んで驚いてしまいました。
『政府関係者によると、阪神大震災の時、ある被災地の瓦礫（がれき）から、工作員のものと見られる迫撃砲などの武器が発見されたという。』という部分なのですが、私もこの震災ではヒドい目に遭いましたが（アパートは半壊、家電もほぼ壊滅状態・・・）、実はこの『工作員のものと見られる迫撃砲などの武器が発見された』という噂は震災後しばらくしてから耳にする機会があったんですよね。
その時は「そんなモンが見つかったら警察やマスコミでも大騒ぎになってるハズだろ〜（笑」と相手にもしていませんでしたが、それが【政府関係者】の口から出たとなると・・・。
これはちょっと問題発言ではないでしょうか。

もし本当なら何故その当時に大騒ぎになっていないのか。
警察（公安）やマスコミが黙ってるワケないでしょうに。
何かしらの大きな力で握り潰されたとか？

その当時は震災で多数の国民が助けを求めているにも関わらずなかなか自衛隊への出動命令を出さず、米軍の救援も断ったという社会党の村山総理でしたが、そこらへんと何か関係でもあるのでしょうか？
この記事内ではサラっと書いてありますが、これは大問題ですよ。
何の確証もなく記事にしているのならば、これによって総連から足を掬われる（弱みを握られる）可能性もあるでしょうし（読売新聞だけでなくその【政府関係者】もね！）、もし本当ならその時になぜ摘発しておかなかったのかと、殺戮兵器を隠し持っている連中をなぜ放置しておいたのかと、これまた大問題です。
確証を取った本当の事であれば、こんなこそっと記事にするのではなく、そういった工作員が日本の中に潜んでいるとテレビで大々的に報道し、国民に注意を呼びかけなければならないのでは？
有事の際に素人が訓練された工作員に立ち向かったりしたら、簡単に殺されちゃうでしょうし。
読売新聞はこれについて北朝鮮から事実関係の説明を求められた時、ちゃんと証拠を出して説明できるんでしょうかね？

そういえば社民党や民主党や自称市民団体が【テロを未然に防ぐための共謀罪】の成立に必死で反対してますが、このあたりの事と何か関係があるとか、この工作員団体がバックに隠れてるとか・・・まさかそんな事はないでしょうね？
民主党の角田さんは総連からお金を貰っていたのが発覚したようですが・・・。

もうひとつ。
『北朝鮮が「宣戦布告」せず、工作員が国籍不明の段階では、武力行使が可能な防衛出動の命令は難しい。』
なんですかこれは。
人殺しや破壊活動の訓練を受けたプロを相手に、普段は一般人相手で警棒と小さなピストルしか持っていない警察が何とかできるとでも？
自衛隊が所持している重・小火器類は飾りですか？
戦闘のプロ相手には自衛隊が出るしか国民を守る術はないと思うのですが・・・。
まさか話し合いで何とかなると思っているワケじゃないでしょうね？
以前、何かの記事で読んだのですが、自衛官は日本国民を守るための覚悟はできているとか。
ただその自衛官の手足を縛りつけて身動きを取れなくしているのは日本の法律。
有事の際には日本国民を守るために自衛隊が動けるような法が必要だと思います。

コメント 2

「国民を守るためにルール（法律）があるのか？」
「ルール（法律）を守るために国民が存在するのか？」

平時に問題を提起し、問題解決にあたっておくのはよいのですが、有事に起こることを平時にすべて想定するのは不可能なことで、いざ何かがあった場合に、「国民を守るため」にと言うことを第一に考える国であって欲しい物です。
by たいせい (2007-01-20 14:40) 

たいせいさん、コメントありがとうございます。
あくまでも国民があり、その国民のために法が存在すると思います。
私たちが安全に暮らせるような国であって欲しいと思います。
by nina (2007-01-22 02:28)